脳外科医 手の震えとうつ病の体験の手記 身の毛もよだつ最悪の日々からの生還

脳外科医の私の緊張と抑うつ状態(症状は手の震えとうつ病)の身も震えるような体験記となっています。もし私の手の震えとうつ病が治らなければ退職に追い込まれていました。そうなっていたら何のために脳外科医になったのだろう。。。苦節十数年以上の努力が無駄になる。私の人生は何だったんだろう・・・背筋も凍るギリギリの経験でした。克服していない未来、私はどうなっていたのだろう

緊張性の手の震えを止められなかった脳外科医の話 なぜ手が震えると悪化し続けるのか?

手の震えの対策と震えの止め方の逆効果

私たち手の震えで悩んできた人は、手が震えると、緊張を悟られないように手の震えを止めようと頑張ります。

 

手が震えたら、脳外科手術の場合危険だし私の場合は尚更でした。

 

 

なぜ手が震えると押さえ込もうとしても、手の震えが悪化してしまうのでしょうか?

 

手の震えを止めようとする意思の力が足りないだけなのでしょうか?

 

別に手の震えを止めるいい方策があるのでしょうか?

 

そこを考えに考えて、私は様々な方法で震えを止めようと努力してきました。

 

それは皆さんも同じだと思います。

 

職業上の死活問題ですし、緊張を見透かされてしまうことは死ぬよりも恥ずかしいバツの悪い思いをさせられるからです。

 

しかも誰だって緊張するのに、手の震えという目に見える形で私たちだけが緊張を過度に悟られてしまうわけです。

 

だから、磨きに磨きをかけて手の震えを押しとどめる知恵を私たちは張り巡らします。

 

それこそ職業生命をかけて、命そのものをかけてでも。

 

 

しかし、です。結論から言います。

 

一時しのぎの手の震え対策は一瞬は良くても、手の震えを悪化させてしまいます。

 

手の震えを回避する技術を磨けば磨くほど、手の震えは自力で治せなくなります。

 

やればやるほど強力な怨念のような震えることへの執着が高まる一方で、一向に震えは治りません。

 

しかし、私たちはどうしても震えを抑える対策を取り続けざるを得ません。

 

震えるままにすることほど、私たちは無能でもないし諦めてもいないし、意思の力のすごさを信じているからです。

 

 

自然と力を入れることで震えを止めようとしますし、それは当然のことです。

 

ある程度まで震えを押さえ込めるからです。

 

あるいはもう一つの手で震えを止める方法もあります。

 

または人に手や腕の動きを見られないようにポジショニングに知恵を使います。

 

人が見ていない時に作業をパッパッと終わらせてしまうこともやります。

 

最後は逃げ続けます。

 

これで手の震えで味わう苦しみをだいぶ減らせます。

 

 

しかし、どうしても避けられない場面が生きていたら必ずあります。

 

左手で右手を支えたり、力を込めて震えを止めることができない時があります。

 

いつもとは勝手が違った状態だったり、突発的な状態です。

 

心の準備ができていない分、緊張はパニック状態になり、もっとひどい手の震えが発生します。

 

この時のトラウマにより、私はもう回避方法がなくなったとどん底の心理状態に陥りました。

 

手の震え対策が手の震えを強烈に意識させることに終わるって、こんな恐怖なことはありません。

 

ギョッとします。

 

対策方法を磨くほど一時しのぎにはなるけれど、人生全体の問題という観点から見た場合、急場しのぎの症状悪化をさせているだけなのです。

 

 

やはり対症療法的アプローチではなく、根治を目指すべきです。

 

病気でも対症療法を続けていたら、いつか薬の効果がなくなります。

 

根治するのが一番です。

 

脳外科医 あしかわトンボ